暖かな雲の中で

わたしてばいつもまちがえて、そのたびに何度もやり直そうとしてより深くまちがえる

傷つくことが恐ろしいあまりにふざけ誤魔化すことが常套手段になってしまったね

不謹慎だと笑われようが自分の身を守るにはそれしかなく 自ら傷つけてしまえば外からは傷をつけられないと思って甘んじていた

デリカシーがないといわれても私を傷つけるだけならばいいだろうとおもっていた

そんなこともなかった

自らつけた傷のが深く、腐り、もう埋まらない溝へと変化していたことに気づかず過ごしてしまっていたんだね 苦しさを苦しさと認めないまま

自分の過ちを考えないようにして                             考えないようにすれば、思い出しさえしなければそれはなかったことになるから

いつのまにか補正がかって淡く綺麗に保存される 失って初めて分かることの方が世の中は多い

忘れっぽい天使が何かを思い出す瞬間が人の死だとしたら

大事なものを喪ったとしても生活はつづく

世界でわたしたちが特別な気がしても                     周りから浮いてしまうなら特別じゃなくていい

甘い焦げた卵焼きが食べたい

作り方きいておけばよかったな

 

 

ロウソクの火を消す度に大人になったような気がしていたけど、ロウソクの火をつけてもらううちはずっと子供だったんだ

 

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またいつか

 

でまかせの面影

ママがもし死んでしまったら、何も考えずにやっすいボロアパートめがけて東京に行く

東京 仕事を辞める どうにでもなる 

どうにもならないことが多すぎたから

 


この先ずっと分かり合えない

なら忘れてしまう方が正しい

 


嫌気が指して、目も腫れた頃合いもいい時期に

わたしは暖かい場所へと向かう 

ぬくい体温を忘れないため、手のひらを握る

冷たいと悲しませるから

 


私とあなたはひとつなはずだった

わたしはあなたから生まれてきたはずだから

 


怒りを優しさに変えてコロコロと笑いたい

悲しみを笑い話にするから、笑っていて欲しい 

嫌な顔はしないで おねがい

 


雪は天使に似ているから、雪が降る日は少しだけ期待してしまう 

忘れっぽい天使がふと思い出してくれるんじゃないかとおもって

 

 

 

 

 

 

さめざめと降る雪の音 こんなひは

甘い卵焼きが食べたい

ただ かえるべき場所に

拙い言葉で語ることを許して欲しい

 

私はただ、優しく生きたいだけでした

暖かな春の日差しのように

柔らかな母の腕の中のように

誰しも平等に来る朝のように

ただ真面目に一生懸命考えていた

 

砂浜に立ち尽くすには遅すぎたのかもしれません

潜らずとも波が腕を引いてくれて、深いところへ連れて行ってくれると甘えていた。

わたしの還る場所だと教えてくれる青さに浮かぶ気泡を無視して、とうとう光が消えた頃、わたしはやっと穏やかになれる

カムパネルラが川に入ったように、私も早くかえらねばならないのだと知っているから、今が辛くて、苦しいのだとおもう

 

おかあさん わたしはここにいるよ、心配しないで

よく晴れた日差しに目眩がして、波の乱反射を体いっぱいに受ける、そうして鱗をキラキラとさせながら、海にかえろう

 

 

 

 


涙ともとれる鱗を光らせて

いつかえっても穏やかな海

優しさ、ひとり沖へと

優しくなりたい。

寛容になりたい。愛おしく思いたい。次はない。

私だけが何もかもが白んで曇って澱んで霞んでいる世の中を手探りで生きてかねばならない。愛される才能も人と適度な距離を取る才能も、手先が器用でもない。

生まれただけなのに、ただ人一倍努力しなければいけないと言われるのはなぜでしょうか。うまく息ができない。喉が詰まる。クラクラする。何も考えたくない。気を抜くと涙が出そうで仕事にならない。それでも日常は続いていく。

愛していた人はみんな居なくなる。

 

私は1人でただどこまでも青い海を泳いで、泳いで、溺れている。

どんなに溺れても沈まない、また泳ぎ出さなきゃいけない海、もう嫌だ疲れたと言ってただぷかりと浮いても、沖へ沖へと流される海。 

私は早く陸に戻りたいから一生懸命泳ぐんだけど、それでも陸には辿り着けない。家族も友達もいる陸へ、なぜか近づけない。

気まぐれに砂浜に足がつく時があって、やっと陸に帰れると思うんだけど、ふとした瞬間にもう足は届かなくなってる。早く帰りたい。海の上は退屈だ。冷たいし、暗くて怖い。

巡る朝

くらい部屋の隅で膝を抱えながら尾崎世界観の「8月31日の夜に」を垂れ流して鼻をすすってた夏の終わり

 


何度も飛び込見たかったあの線路 あの道路

妄想の中で私は何度も確実に死に続ける

 


あったかな陽射しに照らされて、今はもう居ない人達に思いを馳せながらうたた寝がしたいだけなのね わたしは

 


もう薬も飲みたくないし、腕も切りたくない

 


山田亮一がずっと代弁してくれる

外でずっと男の人が「オーライ オーライ」と

言い続けている オウライ 往来 負う頼

 


私の思う愛は「果物を剥いてあげたい」です

固いみかんを丁寧に 剥いてあげたいです

柔らかくなりすぎた柿を丁寧に 剥いてあげたいです

 


(It's not Safe or Suitable to Swim)

私たちの人生は、

泳ぐのに安全でも適切でもありません

禁止だと、言い切ってくれたら良かったのに

言い切れる強さはいつだって無い

 


いつだって

いちばんかわいいのは自分でいたい

いつまでも

輝きを続けていたい

 


大丈夫だよも頑張ったねもいらないから

そばにいて今日あったことを訊いてほしい

鼻をすすっても笑って欲しい

 

 

 

愛しているよ、おやすみ またね

君の光になりたい

おはようございます。もう昼の12:38だけど、お弁当を食べながら文字を打っています。

一昨日あたりからPMSのせいで情緒が非常に不安定で、何事にも感情が簡単に揺さぶられ、どうにも具合の悪い日を過ごしている。さらに言えば、この前彼氏に来月会えるかと尋ねたら二つ返事でOKを出したくせに(!)昨日になってやっぱり仕事したいから会えないと言われた。「私と仕事どっちが大事なの?」という女たちの気持ちがよく分かった気がする。少し粘ってみたがやはりダメらしいので、物分りのいい彼女は泣きそうな声でわかった、じゃあ9月にしよう。と言ってあげたのだった。夜も長々と電話を繋いでいた日々が遠い昔のように思える。連絡頻度もずっと落ちた。メッセージの量も私と彼氏で7:3くらいだし。ひたむきに仕事を頑張る彼の背中を見つめることしか出来ずにその背中はどんどん小さくなる。背丈は同じなのに歩幅は全く違くて、距離なんかあっという間に開いてしまう。彼がこんなにも夢を追いかける間、私は何をしているのだろう。恥ずかしくて合わせる顔がないので逆に会えなくなってよかったのかもしれない。20分そこらの前に比べたらうんと短い電話が切れた後、烈火のごとく泣いた。みっともない。これをトリガーに全てのことが爆発した気がする。

そして命の母をヤクルト1000で流し込んだ昨日の夜からずっと泣きそう。食欲がない。具合が悪い。今日は険悪になりかけた仲のいい友達と久しぶりに会うっていうのに、朝までは上手く笑えてたのに。

私は誰にも置いていかれたくなくて、寂しい思いをしたくなくて、いつも誰か隣にいてくれないと不安で、それは文也がいい。浮気とか浮気じゃないとかどうでもいい、文也が頑張っているのは知っているし、もし浮気をしていたとしても、私を置いて行かないでくれたら、もうなんでもいいのだ。

どこにだってついて行くから、その手を一生繋いだままでいてほしい。わがままでごめんね